職員は研修に参加し、様々な知識や対応の仕方を学び身につけています。今回は看護師による研修を一年目の職員を対象に行いました。
今回はアレルギー児の誤飲や接触によるアレルギー反応が出た場合の対応について学びました。アレルギー症状は、皮膚、呼吸器、循環器、消火器など様々な症状であらわれます。病院から処方されている薬、エピペンの重要性を理解し、実際に起きた際には子どもの状態を記録することや、緊急の場合は救急車を呼ぶことなど慌てずにその時の状況に対応できるよう説明してもらいました。
エピペンはアナフィラキシーショックを即座に改善、回避する目的の注射薬です。ショックになってから30分以内に打たなければ効果は出ません。注射後にすぐに効果が出ますが、持続時間が10~15分と短いため、打つ際には救急車を呼びすぐに病院での継続治療が必要となります。
練習用のエピペンで打つ練習をしました。針は出ませんが押すためには力が必要なことや、打たれた衝撃で動いてしまうことが予想されるなど実際にやってみてわかることが多かったようです。
日頃から誰の薬を預かっているか、緊急時に必要な書類はそろっているか、それぞれどこに保管されているかを把握しておき、落ち着いて対応できるようにしていきます。