さくらぎ保育園では各クラスに絵本、ままごと、ブロック、手先のおもちゃなどのあそびのコーナーがあり、自分のしたいあそびを自分で選べるようにしています。そして、子ども達の発達や興味関心に合った環境を設定することで、一人ひとりが生き生きと活動し、あそびに集中したり、仲間と一緒にあそびを広めたり、深めたりし、創造力を豊かにしていけるようと考えています。最終号では、きぐみの大型積み木コーナーをご紹介します。
最近は、集団で遊ぶことの楽しさを感じている子どもたち。外あそびでも、かくれんぼや、ごっこあそび、ボールあそびなど、お友だちをたくさん集めて遊ぶ姿がよく見られます。
2月の終わり頃から、お部屋の一角に大小、形様々な大型積み木を集め、大型積み木コーナーをつくりました。皆で「裸足で遊ぶ」「順番を守る」「積み木の上を歩くなら、積み重ねる
のは2段までにする」というお約束を決めると、子ども同士で教え合って遊んでいました。集団での遊びを通して、相手にも気持ちがあることに気付き、自分の思いはどのようにして伝えればいいのか、また、楽しく遊ぶためにルールを守ることも必要だと伝えたいと考えています。
女の子たちの並べ方はすっきり綺麗。
大型積み木の囲いの上を歩いてみたり、中に入ってお家ごっこをしてみたりと、楽しんでいます。
男の子はというと…
ワニさんの形をした積み木を反対にして、その上で円柱型の積み木を転がすという遊び方を発見したようです!
ぞうさん型の積み木を横にして「おふろだよ!あったか~い。」
男女で作るものや遊び方に違いがあって面白いですね。
男の子たちがつくったトンネンルを見て、女の子たちも寄ってきました。「ま~ぜ~て~♪」「いいよ!」
高く積み上げるのも面白そうです。
しろぐみのお兄さんたちが遊びにきて、飛行機をつくってくれました。
窓際に積み木を並べ、忍者のように歩いています!みどりぐみさんも興味深々でした。
~~~☆きぐみで人気!今月の1冊☆~~~~~~~~~~~~~~~~~
『めっきらもっきらどおんどん』作・長谷川 摂子 絵・ふりや なな
「ちんぷく まんぷく めっきらもっきらどおんどん…」というめちゃくちゃなうたを歌ったら、妖怪がいる不思議な世界に来てしまった男の子の物語。おまじないのような歌やユニークな妖怪たちが登場する場面が子どもたちのお気に入りです。
H27・3 NO.12 保育委員会